坂口憲二さん、芸能界活動を無期限休止されていた
太陽が似合う俳優さんで思い浮かぶのは坂口憲二さん!
2023年4月からの木村拓哉さんと19年ぶりに「教場0」で共演となり話題になっていますね。
そんな坂口憲二さん、なんと9年ぶりのドラマ出演となります。
え?どういうこと?と思われた皆様、
坂口憲二さんが芸能界活動を無期限休止されていた時期があったのはご存知でしょうか?
今回は、坂口憲二さんが芸能界活動を無期限休止されていた理由や復帰までの経過(軌跡)をご紹介します!
坂口憲二さん、難病 特発性大腿骨頭壊死症を患っていた
2014年春頃から坂口憲二さんは股関節に痛みを感じるようになり、仕事の合間を縫って病院を受診されていたそうです。
直ぐに病名が分からなかったのですが、翌年には❝特発性大腿骨頭壊死症❞と診断され、手術を受けました。
この❝特発性大腿骨頭壊死症❞という病気は、国によって指定難病71とされている病気です。
指定難病とは?
医療費を助成する難病を2015年より新たに指定難病と呼んでいます。
1から4を満たすものを難病といい、それに5、6の条件が加わったものが指定難病とされています。
- 発病の機構が明らかでない
- 治療方法が確立していない
- 希少な疾患
- 長期の療養を必要とするもの
- 患者数が本邦において一定の人数(人口の約0.1%程度)に達しない
- 客観的な診断基準(またはそれに準ずるもの)が成立している
(難病情報センター サイトページ参照)
2015年は110疾患が指定され、2021年では338疾患に指定が拡大されているよ
(同サイトより)
特発性大腿骨頭壊死症とは?
脚の骨を大腿骨といい、大腿骨の先端は球形になっているので骨頭(こっとう)と呼びます。
大腿(だいたい)というのは、ふともものことです。
この大腿骨頭の一部が何かしらの原因で血流低下により壊死に陥った状態を大腿骨頭壊死といいます。
大腿骨頭壊死の原因は、分かっていません
原因不明を特発性というらしいよ
原因不明の太ももの球状の骨が血流低下でつぶれる病気・・・・怖!
壊死と聞くと身体の一部が腐ってしまうように思いますが、骨頭壊死は骨が腐った状態ではなく、血が通わなくなって骨組織が死んだ状態を意味しています。
また、壊死と聞くと痛みが大きいイメージがしますが、骨壊死が発生した時に必ずしも痛みがあるわけではありません。
骨壊死が発生し、その部分が潰れることにより痛みが出現します。
この痛みが自覚症状となります。
痛みを自覚するより昔から骨壊死が始まっていたということだね。怖
治療方法は?
手術をせずに骨頭の回復を目指す方法と手術をして骨頭を形成し直す方法があります。
特発性大腿骨頭壊死症は難病とされてるように、完全に治すこと(完全治癒)はできない病とされていますが、状態を安定させて(寛解)社会で生活をすることは可能です。
坂口憲二さんは、手術の中での自分の骨を切る方法で治療されたようだよ
リハビリって何でするの?
股関節に痛みがあると無意識に動かしたくなくなりますよね。
筋肉や関節は使わないと柔軟性が低下しますし、動かせる範囲(可動域)も狭くなります。
そうすると、日常生活においての何気ない動作ができなくなってしまい、生活の質(QOL)がぐっと落ちます。
手術で骨壊死となっている部分を取り除き、痛みを減らすことはできますが、筋力・関節の柔軟性はそのままでは回復しません。
関節の手術に限らず、手術後は早期離床といって一日でも早く歩行器などを使いながら自分の足で歩き、日常生活が自立することが推奨されています。
使わないと機能が低下していくんだ
坂口憲二さんのお仕事の経過
ここからは、ざっくりと坂口憲二さんのお仕事の様子を振り返ってみましょう!
2012年~2014年
坂口憲二さんは、2012年8月頃から舞台「十三人の刺客」の上演中に右股関節痛に悩まされ、鎮痛剤を飲みながらお仕事をされていたようです。
おそらくは通院や検査、鎮痛剤の使用をしながらお仕事をされていたのだろうと推測します。
しかしながら、とうとう2014年4月期のドラマ「続・最後から二番目の恋」撮影中には松葉杖を使わないと痛みから歩けない状態に。
2014年6月に1か月の休養をとられています。
その後も、おそらく通院、検査、鎮痛剤の使用をしつつ、お仕事を継続されていたと推測します。
痛みの原因が分からない中、痛みに耐えながら責任を全うしようとされていたのですね・・・すごい
2015年~2017年
2015年春にやっと病名が発覚します。
指定難病の「特発性大腿骨頭壊死症」だと分かり、すぐに手術を受けました。
手術以降は、一時的に車椅子で過ごしつつ、お仕事を再開。
映画やドラマの出演はせずに、体に負担の少ないCM(DHCプロテイン)やナレーションをに出演されていました。
御自身のできることを探して精一杯されていたのでしょうね・・・
2018年
体調管理をしつつお仕事を続けていらっしゃいましたが、徐々にセカンドキャリア(焙煎士)を考え始めるように。
同年3月18日にご結婚。31日には事務所を退所され、芸能界活動を無期限停止されました。
(2018年に手術という情報もあるのですが、おそらく、間違いだろうと思われます。)
同年夏、焙煎士の師匠であるバリスタ・ロースターの成澤敬介さんと共に「The Rising Sun Coffe」(ライジングサンコーヒー)を立ち上げました。
2018年は坂口憲二さんにとって新しいスタートを切った年だったんだね
2019年~現在
2019年5月、都内に住所非公表の1号店を開店。
2022年の感染症の大流行による緊急事態宣言を経験するも、2023年3月には、計3店舗を経営するオーナーに。
2023年3月には、サントリーのCMに抜擢されたり、4月放映開始の「教場0」の出演が決定し、芸能界復帰となった。
痛みと手術、リハビリに加えて、コロナまで乗り越えていらしたとは!
坂口憲二さんのまとめ
- 19年ぶりに木村拓哉さんとドラマ共演
- 9年ぶりにドラマ出演
- 難病で芸能活動を無期限停止されていた
- 2012年から右股関節痛に悩まされていた
- 2015年に特発性大腿骨頭壊死症と分かり手術していた
- 2018年にご結婚・事務所を退所されていた
- 2019年に東京某所にコーヒーショップを開店していた
- 2023年に芸能界に復帰していた
いかがでしたでしょうか?
坂口憲二さん、9年ぶりのドラマ出演おめでとうございます!
珈琲店経営と芸能界活動と病状のコントロールは新たな挑戦と言ってもよいでしょう!
坂口憲二さんの病状が引き続き安定されることと芸能界でのご活躍をお祈りいたします。
医龍5の期待はしたいけど、病状安定が最優先!!
今後も坂口憲二さんのご活躍を追いかけたいと思います☆
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